3月10日分からの続きです。
さて、前回のお話のおさらいをしておきます。女子相撲部、部室内でのレズ相撲の絡み合いを覗いてしまったＭ男の正太郎君――
罰として相撲部員のお姉さん二人と相撲の稽古を強要されます。
相撲部員のお姉さんたちは揃いもそろって美人だけどデカくてごつくて、とても正太郎君の敵う相手ではありません。 正太郎君はついにお姉さん『千房 美瑠樹』に捕まって巨乳でがっちりベアハグされて早くも勝負にリーチがかかります。
「ふんっ!! あんたは男ン子のくせに、もうこいで終わりかいね？ もう、何もできんと？ 女相手にただの一度も抵抗すらできずに降参ばすっと？ なぁ～んかね？ まるで生まれたての赤ンボでくさっ!! 弱虫っ! おチビっ!! 悔しかったらウチの腕ン中から抜け出てみんねっ!!」
抜け出てみろったって・・・・・・ そりゃ、無茶ってものです。憐れ正太郎君、お姉さんの爆乳ベアハグの苦しみに耐えかねたと見えて、お姉さんがグイグイ絞めこむぶっとい二の腕をぺちぺちと必死にタップ。
その様子を脇で覗っていたもう一人のお姉さん―― 見れば彼女は金髪碧眼の外人さんです。もうホント、がっつりバタ臭い派手な顔立ちの金髪美女。
イタリア出身で名前を『クリスティナ・マンガーノ』
コテコテのエスカルゴやゴルゴンソースのパスタ、おやつはモッツェレラとトマトたっぷりのターンオーバーをたらふく喰って育ったような（失礼）アブラギッシュでギラギラした美人です。何と申してよいやら・・・・・・ムンムンむれむれと匂い立つ蒸しバターみたいな濃厚な体臭を放っております。それこそオッパイBON! BON!で腹筋BAM! BAM!! で腰はギュンギュンくびれて太腿DON! DON!! のナイスバディーと申しましょうか・・・・・・野沢菜でお茶漬け喰ってる日本人にはクセが強すぎる、どエロい美女です。
そんな風体の彼女が意地悪そうな笑みを浮かべながら言うんですね――
「はい、はい。そこまで―― チビちゃんが降参だってさ ! 早く代わって」
「えっ!? 何を言っちょうと !? 今、はじめてたばっかりじゃしっ。 嫌たいっ、せっかく身体もアソコもエンジンが掛かってきたところやのに―― もう少し待っときなさいよ!」
「だ～めっ、最初に約束したじゃん! 一人、一フォール、一発づつって―― チビちゃん、アンタの素股で発射しちゃってるし。今度は私の番!」
美瑠樹のお姉さんたら、クリスティナにそう促されても不満そうに口を尖らせます。一旦、マットに降ろした正太郎君をまたしてもグイと抱き上げるとこんな横柄を言い出しました。
「ええ～っ? もう出しちゃったと !? 本に堪え性のない男ン子たいねっ!! でも・・・・・・やっぱりダメたい。まだ、放しとうなかっ! アンタがどうしても言うんやったら、そっちからも来たらよか ! ウチとアンタでサンドウィッチにしてあげりゃよかタイ!!」
「それ、ルール違反 ! 卑怯よ、そんなの―― って、ま、いっか―― それも面白いかも。じゃ、思いっきし行っちゃおうかなっ!!」
薩摩おごじょとイタリー女子がこんな会話をするかどうかは、はなはだ疑問ではありますが・・・・・・ 結果が挿絵の通りです。
※次回に続きます。
